美容師経験を生かしてエステティシャン 入社7年目
入社7年目。主任補佐を務める。ハンドや機械を使ったエステメニューの施術をメインに、美容師免許を活かしてヘッドスパなどの頭皮メニューも担当。また、美容医療においてはドクターの補佐を行うなど、クリニックのエステティシャンならではの幅広い業務をこなす。
「頭皮からボディまで、トータルビューティに関わりたい」異業種からの挑戦に込められた美への想い
― まずはエステティシャンの仕事内容について教えてください。
ハンドメニューやエステ機器を使用したフェイシャルとボディの施術からドクターの補助まで行っています。いわゆるエステと呼ばれる業務だけでなく、ドクターの補佐を行うのはクリニック併設のエステならではですね。あとはエステでは珍しいメニューとしてヘッドスパがあるのですが、こちらは前職の美容師免許を活かして中心となって担当しています。
―前職は美容師だったということですが、エステティシャンになろうと思ったのはなぜですか？
もっと多角的に「美」に関わっていきたいと思ったのがきっかけです。元々美容が好きで、髪の毛やメイクで人を綺麗にしていきたいと思い美容師になりましたが、美容師が綺麗にできる範囲は髪の毛に限られてしまうことにジレンマを抱えていました。メイクは当時、すればするほど肌が弱っていき、それを隠すためにまたメイクする……といった状況だったので根本の肌を綺麗にすることに意識が向いていきました。そういった理由が重なり、総合的に美にアプローチできる美容クリニックに興味を持ったのがエステティシャンへの第一歩でした。
―エステや美容クリニックが多く存在するなか、自由が丘クリニック（以下、JC）を選んだのはどのような理由があったのでしょうか？
自由が丘クリニックは「美の総合病院」のような形でさまざまな部分からアプローチが可能で、最先端の美容体系だと感じました。美容師をしていると医療に関わる機会はなかなかないので自身のステップアップという意味でも「美容＋医療の世界に関われる」というのが大きかったです。なおかつヘッドスパがあるので、美容師免許や美容師経験を活かすことができるというのが決め手になりました。
―美容師からエステティシャンへの転職。同じ美に関わる仕事でも大きく違うと思いますが、思い切った転職に不安はなかったですか？
未経験の世界に飛び込むということで、もちろんありました。ただ、「美容師免許が活かせる」という強みがあったので「自分にも活躍できる場はあるんじゃないか」と期待の気持ちのほうが大きかったですね。入職後は先輩方が手厚くフォローしてくださったので、その不安も一気に吹き飛びました。
気持ちや人生まで上向きに。
美しくなるだけじゃない、美容の力を実感。
― 実際に入職してみて、どんな印象を持ちましたか？
多角的に美容にアプローチすることができるので、お客様に最適な提案や施術を行えるのが嬉しかったです。お客様の肌が綺麗になっていくのを見たり、全体的にどんどん美しくなっていく姿を見たりすることで「美容クリニックのエステティシャンになって良かったな」と実感しました。
もうひとつ実感したのが、美容が与える内面の変化です。外見が美しくなると、みなさん自信が出て目線や表情が変わって印象まで美しくなられるんですよね。エステティシャンは、見た目だけでなく、気持ちや生活まで明るく変えることができる、素敵な仕事だと思います。
―反対に、イメージと違ったことがあれば教えてください。
これは良いギャップだったのですが、入職する前は美容クリニックって女性社会なので「人間関係が大変なのかな」と想像していたんです。でも、仕事中も休憩中も部所間関係なく和気あいあいとしていてアットホームな雰囲気だったので、すごくびっくりしたのを覚えています。
あとは、エステのイメージ的にゆったりと仕事をしているのかなと思っていたのですが、ここはエステだけでなく美容医療もあってドクターもたくさんいらっしゃるので、一日中バタバタと動いていることが多いです。美容師時代で慣れていたので私は平気だったのですが、意外に体力仕事の要素が大きいと思います。
― 前職の美容師の経験が活かされていると感じた部分はありますか。
ヘッドスパメニューは美容師免許を持っている人しかできないので、大いに活かされていると感じています。
また、より本格的なサービスが行えるように「毛髪診断士」といって頭皮や毛髪に異常がないか機械を使用してアドバイスできる資格を取得させていただきました。ここでも実際に美容師時代に培った知識をさらに深めることができていると思います。
― 一般的なエステサロンよりも仕事の幅が広く、大変そうなイメージがありますが未経験でも大丈夫ですか？研修などはあるのでしょうか？
勉強会や研修がしっかりと行われますので大丈夫です。それに先輩方がとても優しく、細かいところも丁寧に教えてくださるので心配ないと思います。実際に私もエステに関しては未経験でしたが、7年も続いているので安心してください。
施術メニューはたくさんありますが、始まる前に業者さんやドクターが必ず研修や説明会をしてくださいます。それ以外でも、分からない時は気軽に質問できる環境や雰囲気があるので、仕事や覚えることが多くてもストレスに感じることは少ないはずです。
―残業や有給の取りやすさなど、待遇面における働きやすさはいかがですか？
予約制なので残業はほとんどありません。夜遅くまで働くエステサロンは多いですが、クリニックなので18時半には終業します。プライベートの予定も立てやすいですし、お子さんがいる方も働きやすいと思います。有給も取りやすく、オンオフをしっかり付けられる環境です。
嬉しい待遇として、一流の先生方の美容施術を割安で受けられるのは自由が丘クリニックならではかなと。入職した時はニキビだらけだったのですが、こちらで治療をして今では肌を褒められるまでに綺麗になりました。
外見だけでなく、内面の美までサポート。
私たちと共に、美の力で笑顔を増やしましょう！
― JCにおけるエステティシャンのやりがいについて教えてください。
外見だけでなく内面も美しく、前向きに変化していくお客様を間近で見ることができるのは、やはりエステティシャンの一番のやりがいだと思います。「あなたに任せてよかったわ」と言っていただけると本当に嬉しいですね。
自由が丘クリニックでエステティシャンをする魅力としては美容医療があり、ドクターがいることで一般的なエステサロンよりも多くのお悩み解決のご提案ができる点だと思います。そういった安心感から長く通ってくださる方が多いのも特徴で、毎回時間をかけてお話をしたり治療をしたりするので、お客様との絆を実感します。「ただ安いから」「このメニューがあるから」といった理由でエステを選ぶことが多いなかで、自由が丘クリニックだから来てくださるお客様が多いというのは働くうえで誇りに感じています。
― 一般的なエステサロンよりも多くの選択肢があることで、よりたくさんのお客様の笑顔を見られるのはクリニック併設のJCならではのやりがいですね。お客様、スタッフからの信頼が厚いですが、仕事をするうえでどんなことを大切にしていますか？
お客様の何気ないサインを気にすることを大事にしています。例えば、言葉には出せないけれど不安を感じていたりお悩みがあったりするような表情や雰囲気ですとか……。そういうものを汲み取れるように常に気を付けています。
それはお肌のことに限らず、全体のケアを心掛けて人と人として向き合うイメージです。内面も外見の美に影響を与えるので、お客様の内側にも寄り添えるように意識しています。
― 「エステティシャンに向いている人像」について教えてください。
まずは美容が好きな方です。あとは「人が喜んでいる姿を見るのが好きだ」という方ももちろんですし、新しいことにチャレンジしてみたいと思う方も向いていると思います。常に新しいことが入ってきて動きも変わるので、チャレンジング精神があり好奇心が強い方は楽しいかと。
エステというと「若くないと働けないのかな……」と思う方もいるかもしれませんが、現在働いているスタッフの年齢層は幅広く、20代前半もいれば50代の方もいます。さまざまな年代のスタッフがいることはお客様にも喜ばれていて、お客様とスタッフの年齢が離れていると「あなたには分からないかもしれないけれど」という壁ができてしまうことがあるのですが、そういった壁を取り払うことができる。サービス面でもプラスになることが多いので、年齢関係なく挑戦してもらえたら嬉しいです。
― ここまで、とても参考になるお話をしていただき、ありがとうございました！最後に、今後の目標について教えてください。
美容師免許と毛髪診断士の資格をもっと活かして、ヘアメニューに力を入れていきたいと思っています。クニリックではAGAの薬を先生に出してもらうことができるので、薄毛治療のお悩みサポートにも注力していきたいです。
エステティシャンとして末長く働くための目標としては、自由が丘クリニックという美の最先端技術を身近に感じられる環境にいるので、常にブラッシュアップをして一人でも多くの方を綺麗にしていきたいです。
